バンドリ小説版#01 「いつか出会える夢を信じて」感想 ばらうる。

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2019年01月16日 Wed

どうも米です。

2019年1月10日に、文庫版としてバンドリの小説が発売されました。 バンドリプロジェクトの原典となる小説だそうで、存在自体は知っていたんですが今回文庫版としてお値段も以前の1400円から700円とお求めやすくなったしバンドリ2期も始まってるし、いい機会だと思い買ってみました。

ちなみに寝そべりこころちゃんは頑張ってゲットしましたw

 

うん、しっかり背表紙も文庫版て感じ。キャラが違うとはいえ、香澄は香澄って一目で分かる形してますね。頭とか頭とか!

著者は中村航さん。この名前どっかで見たことあるなーと思ったらポピパの楽曲の作詞やってる人だ!と思って色々調べていくと本業はこちらみたいですね。若い頃バンドを経験し、30歳超えてから小説家デビューされて、2019年で御年50歳というそんなお方があのエモエモな歌詞を書いているとか、良い意味でも悪い意味でももちろん良い意味のほうが8:2くらいで、やべぇ(Cv.有咲

ぺらっとページをめくり目次を見てみると・・・ピンと来た人はそこそこなバンドリーマーですね!僕もどっかで見たフレーズだなあと思って考えるとこれ#06はそのまま曲名、それ以外はYes!BanG_Dream!の歌詞ですよ!うおーっと来ましたねこれ見た時!まあ小説が先だと思うのでここから歌詞が作られたんでしょうけど!俄然読む気が湧いてきた! バンドリには原作がある、ということだけ朧気ながらに知ってはいましたが知識としてはキャラが今のと全然違うということくらいです。しかしコレ見ると結構ポピパの楽曲の歌詞とリンクしている部分がかなりありそうですね。というわけでいいタイミングですし小説版を読んで今のキャラとの違いや歌詞とのリンクを絡めて考察できたらいいな程度の軽い気持ちでバンドリ沼に足を踏み入れていこうと思います!以下ネタバレ感想です!ちなみにリアルタイム感想を書きたいがためにこの記事執筆時点ではまだ読みきってませんw

僕の知ってる香澄と違うw

小説版は、小学校に入る前に星空を見ていわゆる星のコドウを聞いて以来、身近な色んなことを歌にして歌うことが好きだった香澄は、ところ構わず歌っていたら小学校4年の時にちょっと男子ー的な男子にそれをからかわれあだ名を付けられたりイジメられるハメになって学級会が開かれるまでになり、そこで自分で自分にトドメを刺し心を閉ざしてしまう形になり、それから人前で歌うことは絶対しなくなり目立とうとせず極力気配を消して生活していたという・・・よくあるオタクさながらの根暗キャラやんけw

アニメ版と大筋は似ていますが、まず男が話に出てくる時点で既に世界線が大きく異なっていますね!これもブシロの木谷サンが男嫌いだからでしょうか。

バンドリの世界観に男が出てくるの私も見たくない。キャラクターのお父さんが限界です。(私見ですが)

— 木谷高明 (@kidanit) 2018年5月12日

アニメ版にするにあたって、木谷サン的には男によって香澄の性格が捻じ曲げられたことが嫌だったんでしょうかw アニメ版やアプリ版では男としての人物はいるものの、ストーリーにはほっとんど絡んできませんしね。よくやったぞ木谷ィ!てかそれなら男版バンドリとか出すなよ木谷ィィィ!

舞台は移って高校入学すぐの頃。友達は出来ず、イヤホンをして音楽を聞いてるフリをしたり周囲で笑い声が起これば自分が笑われてるのかと不安になり、相変わらず自信がなく人の目が見れないのでひたすら下を向き、教室では机の木目を見て癒されてる香澄w いやまあ分かるところはあるけど根暗すぎやろw

その机に何気なく、ねぇ聞こえる?と落書きしたら翌日返事が書かれていてそこから会話が発展。定時制課程の生徒が教室を使っているようで、香澄の机を使う子との不思議な文通が始まります。巻頭のイラストで見てしまいましたが相手は紗綾っぽい。香澄にとっての高校初めての友達はアニメ版と同じみたいですね。

ねぇ聞こえる?のフレーズで思い出すのはSTAR BEAT!~ホシノコドウ~の歌詞ですね。コーラスで(ねぇキミ、聞こえる?)といった歌詞が入ります。ポピパの歌詞にはキミという言葉がかなーりの頻度で出てくるんですけどこれが何を指すのかよく分かってませんw 毎回違う気がするので・・・スタビに関して言うなら小説版香澄のことを指しているのかなあと小説読んでみて思います。スタビの歌詞って、アニメ版香澄や紗綾のことを歌ったーというにはちょっとしっくり来てなかったんですよね。聞こえないフリ続けてきたとか、走ってた,いつも走ってたとか、小説版香澄と置き換えるとなるほどという感じ。

アニメ版で親が出てこないのはそういう裏設定なのかー!?

朝、有咲が貼った☆のシールに導かれてランダムスターと出会った香澄は、ずっと聞こえていなかった星のコドウを再び聞くことに。有咲のキャラはなんていうかしっかりしたアニメ版香澄って感じのキャラですねw 小説では有咲パパは亡くなっており、生前使用していたランダムスターを命日の日に質屋のショーウィンドウに飾り、☆のシールを貼って誘導し、結果釣れたのが香澄という。30万15円の値段に驚いて逃げ出す香澄、学校に行くも当然遅刻で目立ってしまい、日中も気になりすぎて授業中にポカをやらかしスタ子のあだ名がつけられ、悪目立ちしたことに切腹したくなるほどひどく落胆するけど、放課後、あの星のコドウが気になって再度有咲宅へ向かうところで#01終了。

アニメ版香澄は別に歌うことが好きというわけではなく、ただキラキラドキドキを探していたらランダムスターに出会いライブを見てキラドキを見つけたという流れだから、元々歌が好きだったという小説版の流れのほうが今のところ僕は好きですね。この要素はアニメ版紗綾に多少受け継がれる感じなのかな。スタビの歌詞とアニメ紗綾は多少共通点が見えますしね。

と、ここまでで50ページ。300ページ強あるので一章50ページくらいかな。割とサクサク読めてわかりやすい文章なのですぐに読み終えることができそうです。寧ろ1章あたりに割く時間は読むより記事書いてる時間のほうが長いんじゃないかレベルw

でもそこまでさせるんだからバンドリというコンテンツはすごいと思います。30のオッサンをぼろぼろ泣かせるストーリー出してくるんだからもうソシャゲ(笑)だのすまほげーだの言ってバカには出来ないよね。とか言ってたらもうバンドリアニメ2期3話が今日の夜じゃないですか!しっかり寝て備えなきゃ!

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