重くないか?
そのシナリオ・・・(⌒,_ゝ⌒)
どうも米です。
いやこの手の「用意したティッシュで涙を拭く」系のシナリオはダメだって・・・俺に効く・・・🤢
どれくらい効いたかって言うとマーチャン初育成してからというものの、都合10回はシナリオをゆっくり通しで読み返してるくらいです。基本的に僕のプレイスタイルはシナリオ1回読んだらあとは未読部分以外スキップなんですが、こんなに読み返したのは異常です🤢
そしてその後ONE主人公とかAIRの御鈴ちんとかCLANNADの風子とかKanonの栞とかD.Cの音夢とかD.CⅡ主人公とかの作品を一通りwikiとかで再履修して更にノスタルジックでセンチメンタルな気持ちになったくらいです。こういうタイプの薄幸少女は俺に効く・・・🤕
というのもやっぱりここですよね。
史実のマーチャンはいわゆるシニア期の4月後半に病死しているんですが、そこをどう表現するか期待して読んでいたら・・・自分からって。自分から入水○○しようとしてたって。
実装済ウマ娘の中で特に悲劇的な運命を辿った馬って言うとスズカとライスだと思いますが、スズカシナリオは「ちょっと足に不調があったけど大丈夫だったはw」でしたし、ライスなんかお兄さまが頭へごちんして気絶して京都開催になったってのがあの災害のモチーフになったくらいでライス自身の悲劇はほとんど無かったことのように進んでましたw
育成シナリオでなくメインストーリーのほうで多少補完されてたりもありますが、ライスシナリオはこないだ初見で見たばっかりだったのもあって「あぁ悲劇系は結構マイルドになってるんだな~安心安心、安心安全アストンマーチャン😊」と思っていた矢先にこれ!😱 落差!😱
マーちゃんが特に異質なふいんき()を醸し出してるのはやっぱり自分からって点だと思います。
「時に数奇で、時に輝かしい歴史を持つ別世界の名前とともに生まれ、その魂を受け継いで走る。それが彼女たちの運命。」とアニメでも言ってる通り、ウマ世界ではウマソウルというか運命力というか歴史修正力的な力が働いているのはあると思います。それに対してウマ娘たちは「不屈!根性!友情(ライバル)!可能性!」みたいな少年ジャンプ的な力で抗い乗り越えていくのがウマ娘の基本形だったと記憶しています。
直近で言うとパールさんはその感覚をディスティニーとかって表現していてそれに抗うことで「ウマ世界の可能性」を見出していたり、シャカールが創ったPC「Parcae(ローマ神話の運命の三女神)」も、シャカールがダービーで7cm差で負ける未来を算出し続けていたんですがそれを豊の・・・トレーナーとシャカールの全くロジカルではない「意地」で打ち破り、その後Parcaeは未来のレース結果をエラーを吐くようになり算出できなくなってたりしていました。スズカさんやライスは、まぁ・・・ウマソウル感受性が低かったんでしょうw 初期実装分のシナリオはクオリティがひく
他にもタキオンとカフェのシナリオでも、タキオンは元々プランA(自分の脚で限界を探る)とプランB(他のウマを使って限界を探る)を用意しており、タキオンとトレーナーが出会ったタキオンシナリオではプランAを、カフェとトレーナーが出会ったカフェシナリオではプランBを発動させていました。そのカフェシナリオ終盤でお友だち(悪霊ウマソウル)がカフェを凱旋門賞へ連れていこうとしていますがトレーナーとタキオンがすんでのところで止めたおかげで回避、結果として悪霊ウマソウルは断末魔をあげて退治?することができました(史実では凱旋門賞のレース後に屈腱炎発症、引退)。
マーちゃんについては史実で高松宮記念に出られず終わってしまったので、ウマ世界でもその前後で世界の修正力が働き「いないウマ娘」として扱われるようになり、運命の4月下旬、ウマソウルの呼び声に流されるようにひとり海へ向かっていってしまうという内容でした。
このようにウマソウルがウマ娘に関わってくる形態は様々ですが、それに何らかの形でトレーナーが介入することによってウマソウルの運命を打開しif展開へ進む、というのがシナリオの基本形のひとつになってると思います。
これまでのウマソウル認識勢のほとんどは抗うことで乗り越えてきましたが、だからこそ、自分から諦める選択をしようとしたマーちゃんは特に異質に感じられます。このマーちゃんの達観した死生観は病院で作られ、「命は流れるもの。死より恐ろしいのは忘れられること」と考えるようになっていました。
マーちゃんにとって忘却は死よりも辛い。そのためトレーナーというレンズを通してヒトの心に写真のように自分を焼き付けようとしたりマスコット化を生き急ぐように推し進めていたんだと思います。
ちなみにJRAのマスコットになるには↑の通り「GⅠを2勝が一応の目安」と書かれています。マーちゃんが走ったGⅠは阪神JFの2着、桜花賞の7着、スプリンターズSの1着でしたので、あと1回GⅠで勝てていればその目安は達成できていたことも生き急ぐ理由のひとつになっていたのかなと思います。
育成目標もクラシックのスプリンターズSは1着指定にされており、狙ったかのように1着1回にされています。
強力なウマソウルに力及ばず、シニア期あたりからみんなの記憶から剥がれ落ちていっていき、高松宮記念で1着とったとしてもまるでマーちゃんがいないもののように扱われてしまい、結果GⅠ2勝というある種の最後の希望すらウマ世界は達成させてくれないまま運命の4月後半へ。
一時はトレーナー含む世界の全員がマーちゃんを忘れる中、唯一試作品を受け取っていたトレーナーがマスコットを手に取ることでマーちゃんのことを思い出し海へ向かうも、時すでにお寿司、もう心を決めていたマーちゃん。それどころかマーちゃん本人は、トレーナーがこれからも記憶し続けてくれることを知って逆に安心し、運命に抗うことなくごく当たり前のように流されていこうとしていました。忘却は死より辛いと考えるマーちゃんにとってはこの時本当に嬉しかったんじゃないかと想像できます。まさかトレーナーが覚えていてくれるとは思わなかった、でもこれで安心していける、と・・・。いやいや、激流に身を任せ同化するってレベルじゃねーぞ!😭
そこでトレーナーが発した言葉が
嫌だ w
駄々をこねるトレーナーw
マーちゃんトレーナーは「ああ」とか「そうだね」みたいな簡素な相槌が多いのが印象的でしたが、「嫌だ」は流石に予想外w
けどそれは、出走レース等々、マーちゃんの言うことやることにずっとイエスしてきたトレーナーの、初めてのノーだったのかもしれません。
駄々をこねたら思い留まってくれたマーちゃんw
そういうことにしてしまいしょうか、ってめっちゃノリ軽いな!打開軽いな!w
でも人生・・・ウマ生は一人で舟に乗り一人で下るものと考えていて、それまでも一人でずんどこ進んでいってたマーちゃんが「わたしたちで」って言ってくれたのが嬉しいですね😂
シナリオ前半はトレーナーのことなんて意にも介さず一人でふらーっとどっか行ってしまったり、
ふらーっとレース出ていたりしていたけど、終盤はちゃんとトレーナーと二人三脚してくれてる描写が良かったですね!
そうして無事マスコット化の夢も叶い、ノーマルエンドではウオダス2人とさらになかよしになり、シナリオ全クリアではまだちょっとビターエンドっぽく、そして温泉イベントでトゥルーエンドになるという、数いるkeyヒロインと比べても遜色ない出来のストーリーだったと思います。
「レースをして、トレーニングをして、そんな毎日を送っていた」トレーナーのあなたではではなく、「ガチャに大金突っ込んで、狂ったように毎月チャンミ育成をして、「これスキル不発の運ゲーじゃん!😭」と無ラチナで泣いて、マーちゃんシナリオでわんわん泣いている」トレーナーの「あなた」。
忘れねえよ、ガチャに突っ込んだ金額のこと・・・😭
で、「ゲーム的にマーちゃんが4月以降も生き残るのは必然でしょ」みたいなメタ思考はひとまず置いといて、世界観としてどういう味付けをしているのかを考えてみると、結局のところ「感情」とか「絆」とか「想い」とか「嫌だ」とかFF14でいうデュナミス的なそういうベタなものがウマ世界の根幹を支配していて、けどそれはウマ娘単体では扱えなくてトレーナーがいて初めて顕在化できるものになってるのかなと思います。トレーナーと出会わなかった世界線のウマはタキオン然り基本的に史実に則したムーブをすることになってますからね。
じゃあトレーナーと出会わなかった世界線のマーちゃんは?
新規追加ウマ娘は過去実装ウマ娘のレースに入れてくるのがサイゲ。ヴァルゴ杯のファル子育成の時にアキュートおばあちゃんが走っていたのは記憶に新しいです。そうやって脇役ポジとして見られるのが通例となっていますが、ウオッカとダスカのシナリオレースでマーちゃんを探してみても、何故か影も形も無い・・・😱
考えられるのは、
なんか長くなりそうなのでまた次回😑
いや続くかは分かりません忘れてるかもしれないです僕の家にはマーちゃんマスコットないですので😑
それでは良い競バライフを!|д゚)ノシ