映画『劇場版ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』ネタバレ感想! ばらうる。

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2019年06月22日 Sat

/✨🎮本日公開!🎬✨\『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』㊗️ついに本日公開㊗️

FF14が繋いだ父と息子の感動実話!笑って泣ける最ッ高の映画です✨ぜひスクリーンの大画面でお楽しみください!#映画光のお父さん #FF14 #南條愛乃#吉田ァァァ pic.twitter.com/GEWmB9gAcE

— 『劇場版 FFXIV 光のお父さん』公式 (@hikarino_otosan) 2019年6月20日

どうも米です。

漆黒のヴィランズ前にあの光のお父さんが映画化!これはFF熱を高めるために観るしかねえ!と思い見に行ってきました!でも公開してる劇場がかなり絞られててしかも1日に朝、夜の2,3回とかしか上映してないんですよ!2回は見ようかなーと思ってたのでちょっと残念に思いつつ1回だけ見ることに。

全体としては・・・うーん、ドラマ版のが良かったな、という感想です。

以下ネタバレ感想です。

劇場版にまで?

と思ったところがひとつ。ドラマの時と同じく下ネタを入れてくるんですよw  ドラマ版は深夜帯だったからまあいいかと思ってたんですが劇場版にまで?確かにシリアスをコメディに繋げやすいですけど、なんかその時点からB級映画としか見れなくなっちゃって・・・序盤だけだったから良いですが、序盤だったからこそ第一印象が悪くなってしまったのかも。翔んで埼玉は第一印象からアレだから下ネタもBLも楽しめる、そんな感じでしょうかw

でも大筋の話は原作通りで良かったと思います。あ、ちなみに僕は原作厨ですw  原作のマイディーさんのブログを見て育ったので、ドラマ、劇場版に連れて色々と脚色・改変されていくのが悲しかったですね。1人の子供と1人の親、その人生・歴史・想いをそのまま見たかったというか・・・。特にお父さんの「人生にゲームオーバーはない、諦めない限り」という1シーン。普段何を考えてるか分からなかったお父さんの意志の強さが垣間見られ光生がその父の背中を見ることで仕事を諦めず頑張るというエピソード、あれまるまる削除されて、ゲーム内で仕事について相談しアドバイスを受けて成功するという淡々としたものに変わっていたのは悲しかったですね・・。

細かいコメディ要素はオモロかったですw 特にお父さんがきりんちゃんの影響でチャットの語尾に「ぴょん」を付け出し、そこで何だったかな、リアルのほうでお母さんに確か「お風呂入ったら?」と声をかけられお父さんが「入るぴょ!・・・ん”ん!(咳払い)ん”・・・んん・・・」というところw 吉田さんの演技も相まってめっちゃオモロかったですw

光生とお父さんのメッセンジャーになったりするところは現実でも良くある話なので面白かったですねw お父さんが妹の婚約相手を良く知りもせずに一蹴したけどタイタンも人も初見じゃ分からないよとゲーム内で諭され、結果的に妹と和解したというのも良かったです。でも「光のお父さん」は光生とお父さんの話なのにその2人の描写が減ってしまって、お父さんと光生の話というよりお父さんと家族の話になってしまった感覚でした。

狂人じゃ?

一番冷めた改変部分は「ツインタニア討伐を約束した日にお父さんが病院に運ばれるも、即病院を抜け出して家にも帰らずネカフェからエオルゼアにログイン」しツインタニアを倒したというところ。えぇ・・・。

アニメやゲームならまだしも、あ、ゲームの話か?w いやいやそれは置いといて、現実でこんなことしたらネトゲ廃人、いや狂人の類だと思われるのが当然ですよね・・・「私が寝たらみんなが死んじゃう」的な。

例えばそこで、既にマイディーさんの正体をバラしたなり何なりで知っていて、お父さんが「光生と一緒にボスを倒す」という遠い約束のために這いずって命がけでもログインしたとかなら「今度は一緒に倒せたんやな」が強すぎるほどの説得力があります。自分の人生と命をかけて守ってきたはずの家族に対して果たせなかったひとつの約束を、積年のお父さんの心残りを、長い時を経て晴らすことができたという感動があるでしょうから。それに関連してお父さんが光生に「ツインタニアをやる時隣にいてくれ」と頼むんですが光生はこれをうやむやにして結局仕事だからと却下する形に。当然隣にはいれないのである種お笑いネタ要素になり得るんですが同時に扱いによっては超シリアス。劇場版ではお父さんが「一緒にボスを倒す」約束を反故にした経緯になってました。もしかしたらお父さんは、あの約束を別の形ででも果たしたかったがために「いてくれ」とお願いしたのかもしれないと思うとあれをネタ方向に振らないのは・・・非常に残酷な流れw

ともかく、倒れ込むほどの病気なのに病院抜け出してネカフェからログイン、これでは「私が寝たらみんなが死んじゃう」タイプのネトゲ廃人としての側面が強すぎて狂気の沙汰・・・一般人には見てほしくないとまで思いますw たかがゲーム、と妹が蔑むシーンもありましたがこの作品自体がゲームを貶めているような・・・w しかも夜21時とかのネカフェで「リミットォォブレイィィィク!」ってめちゃくちゃイイ声で叫ぶんですよw いやいや現実でそれしたらダメでしょってw 現実があまりにも現実離れしていると入り込めなくなるんだなあと。

かくしてお父さんの病気もなおり光生は仕事で家を出て海外へ行くも、エオルゼアでいつでも繋がってるよ、というラストは良かったです!マイディーさんの一番言いたいことでしょうしね。でも「お父さんまた朝からゲームやってる~」的な嘲笑セリフはいらなかったでしょ・・・w

ゲームはとりあえず貶しておけば一般人も満足するということなんでしょうか・・・。WHOも2019年5月に国際疾病としてゲーム障害という言葉を生み出したくらいですしw ゲームとは、文学音楽の芸術と情報工学の技術、それらの粋の結晶でありその時代の文化を表すものだと本気で思っているんですが、今後それらを規制する動きが活発になりそうで残念です。○○しすぎは体に毒だよとは死んだじいちゃんの言葉ですが、ゲームに限らず何においてもそうであるはずなんです。

「光のお父さん」は“60歳を超えるお父さん”に何を与えたのか──『FFXIV』で行われた親孝行の結末【息子&お父さんインタビュー】https://t.co/vTFFnM2w72#FF14 #映画光のお父さん #光のお父さん #マイディー

— 電ファミニコゲーマー (@denfaminicogame) 2019年6月21日

ティッシュを用意して挑んだものの使うことなく見終わったんですが、見た後の外食中に↑の記事を最後まで呼んだら仕舞ったティッシュを使うはめになりましたw  熱いラーメンすすっていたのでまあ変な人には見えなかったはず!w

やっぱり僕個人としては、この二人の物語に関してはありのままの人間ドラマが好きみたいです。

そんなわけで全体としてはうーんといった感想でした。原作はもとよりドラマ版ではところどころで感動し目から鼻からの水にティッシュを使っていた記憶があるんですが、劇場版ではうるっときた場面はあれど使うには至らなかった、というところでお察しいただければと思いますw

これは僕が原作厨だったからで、劇場版においてマイディーさんのブログは原作ではなく原案であり、ご自身の話ではなくフィクションの話、ともっと捉えて観ていたら良かったのかも。マイディーさんもインタビューでそう仰ってますからね。

追記:Netflix初月無料でドラマ版見返したらやっぱりティッシュ使いましたw

まあメインは28日のFF14パッチ5.0漆黒のヴィランズですから!いやー待ち遠しいですね!

それでは良いエオルゼアライフを!|д゚)ノシ

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