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2022年06月21日 Tue
ウマ娘 スイープトウショウに学ぶ、奇跡も魔法もあるんだよ!
ん?
今なんでも出来るっていったよね?🙄
どうも米です。
別にロリ属性もメスガキャ属性も無い僕ですが、スイープたんは何故か好きなキャラの一人になっていたのでお迎えした次第であります。ストーリーの初っ端からこのロリっこ集団、イイですねぇ😊 いやロリ属性は無いですが!!!
そして今はちょうどチャンミもない空白期間ですからストーリーもゆっくり見ることができますね!そうか、そういうサイゲ様の手厚いご配慮だったのか・・・そうとは知らずけちょんけちょんに貶してしまってすまんかった許してくれサイゲ😭 でもチャンミ早く発表しろ😭
スイーピーは事前のキャラ通り、というか元馬通りかなり気性難の頑固でワガママなウマ娘!ストーリー中で何回「やだやだやだー!」を聞いたか分からないレベルのイヤイヤ期ロリっこw
しかもいまだに魔法もサンタも信じてる!そういうのは中学生で卒業しなさいってパパ言ったよね!パパの言うことを聞きなさい!
てかとりあえず魔法って言っときゃ何でも言うこと聞いてくれそうじゃないかこの子🙄
え、えっちなのはいけないと思います!
元馬のスイープもイヤだと決めたら頑として動かず、調教前や坂路の頂上で不動になったりはもちろん、GⅠレースにおいてもゲート拒否が絶えなかった馬だそうで、
ディープ引退レースの2006有馬記念にスイープも出てますが、この36分あたりの細江さんの喜びようとか、59分あたりのゲート前での攻防も面白いですw 騎手の池添さんには基本ツンだったけど鎌田厩務員にはデレデレだったというエピソードもあったりして、なかなかどうして憎めない性格の女性だったようですね。いやーキツいでしょと語る池添騎手が独り歩きしてますが、池添騎手はお手馬を大事にする方だったようです。キツいでしょと言いながらもスイープについて語る表情はなんだか嬉しそうですもんね。
ウマ娘本当に大人気ですね‼︎スイープのパパになってるみたいで…💦ゲームやらないしよく分かんないけど、スイープのわがまま味わってみてください笑ゲームではいうこと聞くんだよ〜😌これを機にやってみよかな🎮😅
2015年のスイープトウショウを添えて🐴#ウマ娘#スイープトウショウ pic.twitter.com/UnpTCbSkaF
— 池添謙一 kenichi ikezoe (@0723Kenchan) June 21, 2022
スイーピー実装日にはそれについてツイートもされてたようで、馬への愛情が伺えますね!なお嫁にしたい馬は気性の良かったカレンチャンらしい🙄
ウマ娘のスイーピーのほうはと言うと単なるワガママメスガキキャラではなく、こうしなさいああしなさい、こうするべきああするべきという「つまらない世間一般常識」側に引きずろうとしてくる大人たちのことがイヤでイヤでその反発心からワガママになっていったというキャラ付け。自分の芯を持っているので、ワガママというより「我が儘」。ニュアンス的な意味で🙄
面倒見の良い先輩たちもいて色んな方面から過剰に「心配」されてきたのもそれに拍車をかけているようです。これは僕も思うところがあって、僕も親がそういうタイプの人間だったんですよね。1つの道に引っ張るよりも、いくつもある道を示してあげる、自分が教える時はそういうことに気をつけているつもりです。
イヤなことは徹底的にイヤだけど、好きなことに対しては勉強するのも全く厭わないスイーピー。頻繁に本や資料をパラパラする姿がストーリー中で見られます。あのタキオンが書いた薬のレシピを読めて作れちゃうスイーピーもスイーピーですが、タキオンが「骨細胞の修復促進薬」を作っているということがもうね・・・😭
尊敬する祖母みたいに「レースの魔法」を使う偉大な魔女になりたいと思うスイーピーは、レースを走って模索していくうちに、牝馬は牡馬には敵わないという「つまらない世間一般常識」を耳にすることに。その幻想を魔法でぶち殺す!と大々的に名乗りを上げるスイーピー。
すると同期の水色リボンのモブウマ娘も宣戦布告。
この水色リボンの子って、
たぶんこの子ですよね?ヤマニンシュクル。
水色リボンですし、あのテイオーの子どもです。後々のストーリーでもテイオーが気にかけてるシーンが何度か出てきます。てかヤマニンゼファーは実装決定したのにヤマニンシュクルはダメなのか?🤔
ライバルたちとバチバチにぶつかり合うことで「レースの魔法」が何たるかが見えてきたスイーピー。やっぱりウマ娘がキラキラするには、
夢、実力、それにライバルの存在が必要不可欠ということ!
ライバルたちとティアラ路線を駆け上がり、名前は出ていなかったですがスイープの年の桜花賞馬ダンスインザムードがそのまま秋天・マイルCSに参戦するもどちらも2着と惜敗。スイープも翌2005年の安田記念に出走するも2着。
やはり女馬は男馬には敵わないのかというと状況の中・・・なななんと、スイープが同年の宝塚記念を制覇!牝馬が宝塚記念を勝つのは実に39年ぶりの快挙!その年の宝塚記念の出走馬は、オペラオーとあわせて史上二頭しか達成してない秋古馬三冠ゼンノロブロイ、後の有馬記念で唯一ディープインパクトに土をつけたハーツクライ、前年宝塚の覇者タップダンスシチー、エリ女二連覇アドマイヤグルーヴ、牝馬三冠スティルインラブなどなど、このそうそうたるメンツの中での11番人気、牝馬も牡馬も押し退けて1着を勝ち取ったスイープがどれだけすごいか。
ダイヤちゃんじゃないですが、そういうジンクスみたいなものやくだらない常識をスイーピーは魔法という形でぶち破っていくという痛快なキャラでした。ひとクセもふたクセもある性格だけどやってることは主人公というそのギャップがイイですね!
そしてそのスイープを皮切りに、ウオッカの戦後初牝馬のダービー制覇や安田記念連覇、ダスカの有馬記念、二人の大接戦ドゴーン秋天、親のスペチャンと同じGⅠを制覇した牝馬二冠ブエナビスタ、牝馬三冠JC連覇ジェンティルドンナ、牝馬初の春秋グランプリ制覇リスグラシュー、
もはや伝説が多すぎて書ききれないアーモンドアイ↑、直近でもグラスワンダーに次ぎ史上三頭目の牝馬初グランプリ三連覇クロノジェネシスなど、もはや牝馬は牡馬に勝てないという常識はスイーピーの魔法によって無くなり、「牝馬の時代」とまで言われるようになりました。
元馬スイープの最後のレースである2007エリ女も、弟子?であるダスカに勝ちを譲って一線を退いているというのもすごくドラマチックな感じがしてイイですよね。成長したな師匠😭
そうしてウマのほうのスイーピーは宝塚記念で魔法をかけたあとも、不器用ながらもその真っすぐで素直な心を以て周囲のウマや次世代の牝バを導く存在になったという、その外見やキャラクター性からはおよそかけ離れたイメージの王道・主人公・リーダー格、といった感じのストーリーで幕を閉じました。なんというかナルトっぽく感じましたねw 真っ直ぐ、自分の言葉は曲げねェ!それが俺の忍道だ!みたいなw
これまでのウマ娘の多くは挫折・困難・不屈・諦めない、みたいなのが多かったですけど、このスイーピーは筋道は似ていても自分の信じる道を信じるままにひた走るという感じが読んでいてとても気持ちよかったです。これまでの熱血感動モノと違って、なんか心にストンと来る感じの感動。
まぁその中身はただの純真無垢なガキンチョというだけではあるんですが、僕ら大人も子供から学ぶ機会というのは多いですからね。これまた僕が思うところのひとつですが、相手が子供だろうと誰だろうと、自分と違う人生や経験をしてきた他人という存在はどこまで行っても尊敬に値するものだなと感じています。
魔法をかけたあとに、有馬記念の奇跡が起こる・・・これもうまどマギだろ!奇跡も魔法も、あるんだよ!マミるのはやめろよ絶対やめろよ!?😠
全く関係ないですけど魔法少女・ツンデレ・使い魔といえばゼロの使い魔。2期OP「I SAY YES」は未だに聞く曲です。作者が亡くなってからの情報知らなかったんですけど完結していたんですね!機会があれば読み直したい作品です。ルイズコピペがスイープコピペになる日も近い🙄
いやでもほんとこのメスガキャ、まじで人が出来すぎでしょw 笑うくらい人間レベルが高いw 子供らしい部分はストーリーの最後まで残ってるけどすごくリーダー気質で、使い魔たるトレーナーのこともぞんざいに扱う場面はあれど基本気にかけてくれてる。こんなん人間として惚れてまうやん😍
しかし偉大な祖母の教えがなかったらいったいどうなっていたことか・・・なんでこの世に失敗があんだよ教えはどうなってんだ教えは🤔 スイーピーの魔法気持ち良すぎだろ🤔 これが恋のマホウのトリコ~ってやつか・・・。
「心配」されるのがイヤだったスイーピー。それでもやっぱりそのスイーピーのことを一番「心配」に思っていたのは、他でもないスイーピーの祖母だった・・・というのがまた面白いところです。この人徳あふれる祖母あってのスイーピーなんだなと、強く思います。
かくして世界を変革する魔法を使ったスイーピーは次世代を見守る存在になりました。それなんてまどか🤔
スイーピーがひたすら駄々こねるだけ#ウマ娘#スイープトウショウ pic.twitter.com/OKaCab9sSs
— うるちーだ (@uruchiko) June 21, 2022
ちゅーわけでスイーピーのやだやだ動画作ってみたんですけどこれはこれでぶちころがしたくなるカワイさですねww このメスガキャまじでしまいにゃ大人の権力(マホウ)行使すっぞ😊
残念ながら元馬のスイープトウショウは2020年に亡くなってしまいましたが、2022年の今年デビューするであろうキタサンブラックとの仔ピエドラデルーナ、ディープインパクトとの仔スイープアワーズも翌年にデビュー待ちです。「牝馬の世代」の扉を開けた最初の牝馬として、その血統でもっていつまでも見届けていってほしいですね!
それでは良い競バライフを!|д゚)ノシ
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