『Rocket League』のRLCS2025シーズン最初のメジャー開催!

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RLCSは人気Eスポーツ『ロケットリーグ』の開発元であるPsyonixが開催する公式プロリーグで、本タイトルの世界一を決める最高峰の大会として、年々注目度が上がっています。2016年に設立され、この2025年シーズン14シーズン目を迎えます。

この2025年シーズン最初となるメジャーが、3月27日から30日英バーミンガムで行われ、今シーズンの王者を決める9月のWorld Championshipの行方を占う重要な第一ステップとなります。ここ最近では、注目の試合を取り上げるブックメーカーも増えており、ブックメーカーの一覧を掲載しているレビューサイトもあります。試合前に、各サイトで提供しているオッズを確認してみても面白いかもしれません。

この記事では、2025年のシーズンの詳細や、2024年と大きく変わった点もあり、ここで今シーズンの詳細について復習しましょう。

2025年シーズンのフォーマット

まずは2025年のシーズンのフォーマットやスケジュールについて詳しくみていきましょう。2021年以降、欧州サッカーなどと同様、年を跨ぐ秋〜夏シーズン開催だったのが、2024シーズンは年を跨がない春〜秋開催へと変わり、2025シーズンもそれを踏襲する形になっています。

RLCS『MAJOR 1』:1月~3月

まず上述のバーミンガムで行われるメジャー1は、年明けすぐの1月から行われた各地域(北米、欧州、中東・北アフリカ、オセアニア、南米、アジア太平洋、サハラ以南アフリカ)での3回の地域予選を経て選ばれた32チームが出場となります。

さらに今年からの新フォーマットとなる1v1の地域大会も行われます。

RLCS『MAJOR 2』:4月~6月

続くアメリカのローリーで6月に行われるメジャー2は、4月から6月の間に、メジャー1と同様の地域予選が行われ、32チームが出場となります。また、バーミンガム大会同様、1v1の地域大会も行われます。

『ラストチャンスラウンド』+『ワールドチャンピオンシップ』:7月~9月

その後、このシーズンにおける累計ポイント数の多いチームが、各地域の出場枠に応じた計16チームがシーズンの締めくくりとなるRocket Leagueワールドチャンピオンシップへの出場資格を得ることになります。

加えて、7月から8月にオンラインで行われる「ラストチャンスラウンド」が行われます。こちらは、Majorの大会における平均成績上位の4地域で行われ、各地域1チームずつ、計4チームが最後のワールドチャンピオンシップへのチケット獲得となります。

The RLCS 2025ワールドチャンピオンシップは9月16日〜21日の日程で、フランス第二の都市リヨンで行われます。

2025年の年間賞金プール(3v3)は$5m

2024年シーズンからの変更は?

2024年シーズンは、秋・春制から春・秋制へとフォーマットが変わり、それだけでも大きな話題になりましたが、2025年の今シーズンは、そのフォーマットを踏襲しつつも、そのほかの部分で大きな違いがみられます。

まず一番大きな違いと言えるのは1v1のカテゴリーが追加されたことです。ご存知の方も多いかと思いますが、ロケットリーグは基本的には1対1から4対4までの人数でプレイが可能となっていますが、RLCSの公式大会は3v3のフォーマットが採用されてきました。

それが今回から、個人戦とも言える1v1の部門が追加となり、大いに沸き立ちました。こちらの部門はMajor 1と2のみでの開催予定となっており、ワールドチャンピオンシップでの世界一決定戦は現時点で予定されていませんが、それでもそれまでのチーム戦とは違った技の見せ合いをが期待されます。

また2024年では、シーズン中の累計ポイント数の地域別トップチームにワールドチャンピオンシップの出場権が与えられるのみで、その出場枠は16チームのみでしたが、2025年からは「ラストチャンスラウンド」として、さらに4チームにワールドチャンピオンシップの出場機会が与えられるように拡大されています。そういった意味で、シーズン前半でいまいち調子が上がらなかったチームや、地域ごとのレベルの差によって出場機会が得られなかったチームに対する救済がなされているといえます。

さてこの記事では、3月27日開催のRLCSメジャーバーミンガム大会の開幕を控え、この2025年シーズンのフォーマットや、昨シーズンからの違いなどを振り返りました。ぜひ新シーズンを楽しむ参考にしてください!

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